入口の扉を開けるとメインダイニングです。けやきの古材を削って組み合わせた正面の飾り壁が強い存在感を放ち、お客様の目をひきます。

自然素材の温もりにシャープなエッセンスが混ざり合い、趣豊かな居心地の良いお店になりました

メインダイニングのテーブルの素材は中央の赤味がかった木材がカリン、両サイドがくすです。 珪藻土の壁と杉の梁、テーブルのデザインとの調和が落ち着いた空間を作り上げています。

廊下の壁にはくすの無垢板を飾り、床の炭モルタルとの異なる印象の素材の組み合わせを生かし、味わいが加わりました。

くすの1枚板のカウンターは、縁にカリンを合わせる事でテーブルのデザインとの一体感が生まれ、奥の壁面に使用した金属サイディングは空間を引き締めるアクセントになりました。

廊下の先にある土間個室は、隠れ家的な雰囲気を漂わせます。

天井に杉の梁を使い、掘りごたつ席を作った1階奥の清涼感がある客室は、テーブルをつなげてさまざまな人数のお客様に対応可能で、最大席数は18席です。

男性用トイレは辛口テイストに、女性用トイレは施主様のこだわりアイテムをちりばめた広々とした2畳のパウダールームになりました。

琉球畳を敷いた清々しい2階の客室は、御宴会、御法事、お祝い事等の御予約制のお部屋です。